ワークライフハーモニーを実践してみたら、いきなり壁にぶつかりました。
前回、「ワークライフハーモニー」という考え方について話しました。
仕事と生活を分けて、バランスを取るのではありません。
生活を充実させることで、仕事の質を上げる。
仕事の質が上がることで、生活もさらに豊かになる。
そういう「調和」を目指す考え方です。
ワークライフバランスが、仕事と生活を天秤にかける考え方だとしたら、ワークライフハーモニーは、仕事と生活を響き合わせる考え方です。
いい考え方ですよね。
私自身も、これはこれからの働き方にかなり必要になると感じています。
ただ、実際にやってみると、思ったより難しかったです。
今日はその話をします。
「休みが楽しみだから仕事を頑張れる」は、簡単ではありません。
ワークライフハーモニーの実践で大事になる一つの要素は、休みの充実です。
次の休みに、これをやりたい。
この予定があるから、平日の仕事を効率よく終わらせたい。
土日にしっかり楽しみたいから、平日にダラダラ残業しない。
こういう流れが作れると、仕事と生活がうまく回り始めます。
- 家族とバーベキューに行く(欧米っぽい)。
- 趣味の時間をしっかり取る。
- 自然の中で体を動かす。
- 旅行に行く。
- 読書や学び直しをする。
そういう「楽しみな休み」があると、仕事のやり方も変わります。
でもですね、、、
いざ自分でやってみると、ここが意外と難しいのです。
日曜日の朝、いきなりスマホに負けました。
ぼくの場合、ランニングをよくします。
トレイルランニングをやっているので、週末に山を走ることもよくあります。
なので、自分ではワークライフハーモニーを作りやすいタイプだと思っていました。
休みに走る楽しみがある。
だから平日の仕事を効率よく終わらせられる。
そういう流れは、作りやすいはずです。
では、実際どうだったか。
日曜日の朝、7時くらいに起きました。
今日は仕事をしないと決めていました。
ランニングに行く予定にしていました。
では、布団からすぐに起きて、「この日のために平日がんばってきたんだ!」とワクワクできたか。
できませんでした。
眠いな……。
もう少し寝たいな……。
そう思いながら、スマホを触ってしまいました。
気づいたら、1時間くらい経っていました。
ワークライフハーモニー実践1日目にして、いきなりスマホに負けたわけです。
走り始めると、ちゃんと楽しくなります。
とはいえ、このままではダメだと思って、外に出ました。
走り始めると、だんだん楽しくなってきます。
これは、いつもの感覚です。
体が温まってくる。
呼吸が整ってくる。
頭の中も少しずつ整理されていく。
やはりランニングはいいです。
走っている途中で、「ああ、こういう時間のために平日をがんばるというのは、たしかにアリかな」と感じました。
休日にこういう時間があるから、仕事を早く終わらせる意味が出てくる。
土日に仕事を持ち込まないように、平日の段取りを見直そうと思えます。
ここには、ワークライフハーモニーの可能性を感じました。
でも、感じたのはあくまで、うすーい可能性。
そして、同時にこうも思いました。
これは、ひとりで勝手に身につくものではないですね、と。
休日の質は、意識しないと上がりません。
ここが今回の発見です。
ワークライフハーモニーという考え方を知らないと、自分の休日の質を見直すことはなかなかありません。
なんとなく休む。
なんとなくスマホを見る。
なんとなく動画を見る。
なんとなく寝る。
それで日曜日が終わります。
もちろん、疲れているなら休むことは大事です。
何もしない時間が必要なときもあります。
でも、それだけでは仕事の生産性を上げるほどの「生活の充実」にはなりにくいです。
休みが、ただの回復時間で終わってしまいます。
ワークライフハーモニーで大事なのは、休みを「消費」ではなく「投資」に変えることです。
- 体を整える。
- 感性を広げる。
- 人との関係を深める。
- 新しい経験をする。
- 自分の中にエネルギーが戻ってくる時間を作る。
そういう休日になって初めて、仕事にもいい影響が出てきます。
「いい休日」は、自然には生まれません。
ここは多くの人が見落としがちです。
いい休日は、勝手にやってきません。
待っていても、だいたいスマホと布団に吸い込まれます。
これは意志が弱いという話だけではありません。
現代は、何もしなければ可処分時間が奪われるようにできています。
スマホを開けば、SNSがあります。
動画があります。
ニュースがあります。
通知があります。
気づいたら、1時間、2時間が消えています。
だからこそ、休日にも設計が必要です。
朝起きたら何をするのか。
どこに行くのか。
誰と過ごすのか。
何を体験するのか。
休みの日に何を残したいのか。
そこまで考えておかないと、休日はすぐに流れていきます。
仕事の予定はきっちり入れるのに、休日の予定は雑に扱う人が多いです。
でも、ワークライフハーモニーを作るなら、休日こそ大事に設計したほうがいいです。
ワークライフハーモニーは、すぐには体感できません。
今日やってみて感じたのは、ワークライフハーモニーは、1日で身につくものではないということです。
考え方としては、とてもいい。
でも、知った瞬間に人生が変わるわけではありません。
実践して、すぐに素晴らしさが分かるものでもありません。
うまくいかなかった部分に気づく。
休日の使い方を少し変える。
平日の仕事の進め方も見直す。
また休日に試してみる。
こういう繰り返しが必要です。
ぼくも、1日目から完璧にできたわけではありません。
むしろ、朝からスマホを触って、普通に失敗しています。
でも、その失敗に気づけたことが大きいです。
「自分は本当に、この休日を楽しみにして平日を過ごしていたのか」
「この休日は、仕事の生産性を上げるほど充実していたのか」
「もっとよい休み方があるのではないか」
こう考えられるようになっただけでも、かなり前進です。
まずは「次の休みに何をしたいか」を決めましょう。
ワークライフハーモニーを始めるなら、難しいことを考えすぎなくていいです。
まずは、次の休みに何をしたいかを決めましょう。
できれば、スマホや動画で時間を溶かすものではなく、自分の状態が上がるものがいいです。
- 体を動かす。
- 自然に触れる。
- 家族と出かける。
- 本を読む。
- 料理をする。
- 行ったことのない場所に行く。
- 誰かとゆっくり話す。
小さくていいです。
大きなイベントである必要はありません。
大事なのは、「その予定があるから、平日の仕事を整えよう」と思えるかどうかです。
次の休みに楽しみがある。
だから、今週の仕事を早めに片づける。
だから、無駄な会議を減らす。
だから、段取りを見直す。
だから、集中して働く。
この流れができると、仕事と生活が少しずつ響き始めます。
まとめます。
ワークライフハーモニーは、仕事と生活を調和させる考え方です。
生活を充実させることで、仕事の生産性を上げます。
仕事の生産性が上がることで、生活もさらに充実します。
ただし、実践は思ったより難しいです。
休日は、何も考えないとすぐに流れていきます。
スマホに吸い込まれます。
布団から出られません。
なんとなく休んで、なんとなく終わります。
だからこそ、休日にも設計が必要です。
「次の休みに何をしたいか」
まずはここから決めてみましょう。
その予定が、平日の働き方を変えるきっかけになります。
ワークライフハーモニーは、すぐに完成するものではありません。
でも、意識して続けていけば、仕事も生活も少しずつよくなっていくはずです。
ぼくもまだ実践1日目です。
意外と難しいです。
でも、この考え方はかなり可能性があります。
仕事と休みを奪い合うのではなく、響き合わせていきましょう。
コツコツ、いい休日を作っていきましょう。
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